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世界の金持ち(UHNW;ultra high net-worth)

意訳です。

正確には本文をご覧ください。

 

以下の記事から感じたこと。

 

単純計算していいのかわからないけど、

総個人資産を金持ちの総数で割った数が、

 

アメリカ 1億3700万ドル

ドイツ  1億3100万ドル

日本   4億6200万ドル

イギリス 1億1900万ドル

中国   1億500万ドル

 

日本のこの数字の違いは、一部にとんでもない高額所得者がいるのか、

金持ちでない一般人の貯蓄高がほかの国にくらべてびっくりするほど高いのか。

 

ゆえの郵貯か・・。

 

 

 

http://www.bbc.com/capital/story/20140225-the-worlds-wealthiest

 

世界の大金持ち


アメリカは、ここ数年間、大金持ちの数がもっとも多い国とされてきたが、他にも巨万の富を持つ国がある。
3000万ドル以上の資産を持つ人は世界中に約20万人いて、彼らは総額27兆7千億ドルの資産を持っている。そのほとんどは5つの国に集まり、そのうちの83%はアメリカとドイツと日本にある。

どこでも金持ちはますます豊かになっていくものだが、中国とインドはアメリカの独占を覆すかもしれない。

 

各国の個人資産

アメリカ

3000万ドル以上の資産を持つ人 65,505人

2012年よりも8.7%増加

総額9兆ドルの個人資産

 

ドイツ 

3000万ドル以上の資産を持つ人 58,065人

2012年よりも13%増加

7兆6千億ドルの個人資産

 

日本
3000万ドル以上の資産を持つ人 14,270人

2012年よりも3.8%増加

6兆6千億ドルの個人資産

 

イギリス
3000万ドル以上の資産を持つ人 10,910人

2012年よりも3.8%増加

1兆3千億ドルの個人資産

 

中国

3000万ドル以上の資産を持つ人 10675人

2012年よりも5.1%減少

総額1兆5千億ドルの個人資産

 

各国の金持ち事情

アメリカ
今のところ世界で一番金持ちの数が多い。ほとんどの富は第一世代(アメリカ移民の子供の第一世代)とその家族のものだ。
金持ちリストの中には、一から会社を立ち上げ大成功したビル・ゲイツやウォレン・バフェットのような起業家もいる。

彼らのほとんどは科学技術と金融サービス(特にヘッジファンド;国際投機マネー)によって大金持ちになった。
ただし産業には地域差がある。
テキサスの大金持ちは石油とガスでリッチになった。
カリフォルニアではメディアとエンターテイメントが盛んだ。

アメリカの将来は未定だ。経済格差は大きく、世界のもっとも聡明で野心的な人々を惹きつける魅力があるか疑念視されている。
アメリカがこのまま成功者でいられるかどうかは、世界中から知的資源を集められるかどうかにかかっている。

投資家バフェットの資産は585億ドル


ドイツ
ここ二年、他のヨーロッパ諸国が景気後退で苦労する中、ドイツはいち早く大金持ちの数を増やしてきた。
ほとんとが輸出産業から輩出されている。ドイツは世界で三番目の輸出大国で、もうすぐ二番目になると言われる。
ドイツはアメリカと違い、その富を徐々に蓄えてきた。ドイツではみな時間をかけてキャリアを築く。一方アメリカは展開が早く、常に物事を変えようしている。
ドイツ人はまた他国よりも貯蓄が得意なため、資本を維持することができる。可処分所得に対する貯蓄高は10%で、アメリカでは3.9%、UKでは5.4%だ。
製造業がその富を創りだしている。 

スザンヌ・クラテンの資産は143億ドル (その一部は自動車メーカーBMWへの出資による)

 

日本

日本は20年近くほとんど経済成長していない状態で、いまだに世界で三番目に大金持ちが多い国だ。
他国では、株式市場での利益が富創出の大きな役割を担っているのに対して、日本の金持ちは株に手を出さずに富を増やしている。
日本では彼らの資産の半分は現金であり、乱高下する株式市場の影響を受けない。
安倍首相の経済改革「アベノミクス」がうまくいけば、このような保守性がかわるかもしれない。「株式市場は上昇中で、さらに上がる可能性がある。この改革によって、株式市場は富を増やす主な手段になるかもしれない。」

カジュアル衣料チェーン店ユニクロの創立者であり社長の柳井正の資産は155億ドル

 

UK

イギリスでは数世紀にわたって貿易で富を得てきた。封建制度(金持ちの主君が農民を支配する古い経済システム)がうまくいった国だ。

実際のところ、数世代にわたって継承された金と最近稼いだ金の割合がいくらなのか、誰も調べたものはいないが、アメリカよりもイギリスではあきらかに「古い金」の割合が多い。
「アメリカとは違った相続システムがイギリスにはあります。」イギリスでは数世紀にわたり資産を作っていく術がある。

最近の資産は金融と銀行の分野から生まれた。(有数の金融都市である)ロンドンはヨーロッパ中で最も金持ちの多い都市だ。
世界経済が景気回復すればイギリスの金持ちの数も増えるだろう。
「経済は金融産業にとって大きな意味を持ちます。景気回復は利益になるでしょう。」

バージングループの創設者、リチャード・ブランソンの資産は46億ドル

 

中国

一見、中国の大金持ちは減っているように見える。
去年は国内の株式市場の低迷で損をしているが、中国は長期的動向では2,3年以内に世界二位か三位の資産国となることが見込まれている。
中国の金持ちのほとんどは自分で稼いだ人々だ。多くは製造輸出業者だが、金融と科学技術分野も地歩を築きつつある。

ここ十年間、中国の内需は二倍ペースで拡大してきた。この内需拡大によって大金持ちが誕生したが、ほかにも不動産価格の天井知らずの上昇も寄与している。

2000年から2010年の間に北京の住宅の1平米単価は180%上昇している。中国の他の都市でも同様だ。
ほとんどの富が政府と関係するビジネスによって作られてきた。政府から大きな契約を取れれば、成功することができる。
成功するつもりなら、行政区から借り受けた会社をどのように運営するか、また政治構造について知らなければならない。
中国のGDPは先進国に比べてより早く成長している。2017年にはヨーロッパ中の金持ちよりも中国の金持ちの数が多くなり、2025年にはアメリカを追い越すだろうという人もいる。

「中国には資本の要因がたくさんある。」

中国最大の検索エンジンであるバイドゥ(Baidu, Inc.)の創設者である社長のロビン・リー(李彦宏)の資産は111億ドル

以上